現役で国公立大学に受かった私が受験勉強の際集中するために行っていたことを紹介します。
集中は才能なのか
まず集中することは才能なのではないかと思う人もいるかもしれません。まず結論から言うと完全に否定することはできません。実際によく耳にする「努力できるのは才能だ」というように集中力も才能に含まれると私は思います。
実際私は非常に集中力、理解力がとても低くなぜこんなにも集中できないのか、やはり才能がないからなのかと思ったことは多々ありました。
しかし集中力のすべてが才能だと言っているのではありません。実のところ私も様々な工夫や取り組みをしたことで集中力を高め現役で国公立大学に合格することが出来ました。その取り組みを節女視していきます。
集中の仕方
集中するために行った取り組みはたくさんありどれが自分に効果的なのかは人によって異なると思うのでこれを読んだ後、自分でもどれがいいのかいろいろ試してみてください。
好きなことをできるだけする
まず一つ目は好きなことをできるだけするということです。そんなバカげた話があるかと思う人もいるかもしれませんが実際これで私は集中できるようになりました。どういうことか今から具体的に説明していきます。
おそらくこの記事を読んでくれている人の大半は受験生であり受験までまだ半年~一年あるという人だと思います。なぜなら受験まじかの人は焦りからどんな人でもおそらく集中できるようになっていると思うからです。もし受験まじかでこの記事を読んでくれている人がいるならごめんなさい。おそらくあなたはその受験に余裕を感じている天才か逆にやばすぎて一周回っておかしくなってしまった人だと思います。
さて前置きが長くなってしまいましたが私はアニメやYoutubeをどうしても見てしまい勉強に手がつかなかったり、一本だけと思ってみ始めたはずが数時間も観てしまいそのあと頑張ろうとしても目の疲れからくる眠気に負け、結局一日何も進まず勉強が出来なかったという日が多々ありました。そこで私は一週間したいこと見たいものをすべて見てそれからはそれら関係の情報を一切立ちつつ勉強をしようと決めました。するとみていたアニメの中にあった内容が地理の問題であり勉強を楽しく続けられるようになるきっかけになったり見たいものを見てかつ情報が入ってこないため何を見たいなとも思わなくなりました。
この方法はまだ受験まで一年あるなど時間に余裕がある人にはお勧めだと思います。
ルールを作る
私が受験生の時に作っていたルールはシンプルかつ少なく以下の二つだけです。
- タイマーを押した時間だけは集中する
- 眠たい時は寝る
実際に皆さんがルールを作るときのコツはいくつかあります。まず一つ目はシンプルかつ端的にということです。実際にルールを作っても意識していないと忘れてしまうというようなルールを作っても無意味ですしね。次に二つ目はルールに時間を入れないということです。よほど意識が高く自分の制御ができるという人なら話は別ですが、おそらくこの記事を読んでいるということは自己制御が比較的低い人だと思います。
実際私もよく意志が弱いと言われたり、自分で意志が弱いなと実感してしまうほどでした。そんな自分もはじめのころは一日最低何時間勉強するなど時間に関するルールを作っていたのですが、日によって同じ曜日だったとしてもコンディションが違ったりやる気が出にくかったり、疲れていたりなどいろいろな違いがありルールを守れない日が出てきますし、時間だけを意識して集中出来ておらず内容がなく、本末転倒になってしまいます。また一度でもルールを破ってしまえばおそらく意志の弱い面が出てそこから「今日くらいは」という負のスパイラルが発生してしまいかねません。そのため時間をルールに入れることはあまりお勧めしません。
- タイマーを押した時間だけは集中する
そこで私はタイマーを押した時間だけは何があろうと集中するというルールににしました。どれだけ疲れていようと時間はどれだけ短くしてもいいからこのボタンを押したときだけは集中すると毎回念頭に置きながら、勉強を始めていました。今思えば自分のやる気スイッチを自分で形にしていたのかもしれません。
しかしルールを作ってそのボタンを押したら集中すると決めていたらだんだんボタンを押すのをためらうようになってくると思います。それはだめなように思えるかもしれませんがそれはいいことです。なぜなら自分はそのボタンを押したら集中して勉強しなければいけない、つまりルールが当たり前になっているからです。もしその時が来れば、入試に落ちて後悔している自分と入試に受かってしたいことをしまくっている自分を想像してみてください。それによって勉強を始めることは難しいですがボタンを押すことくらいはできると思います。そしてその時の君ならボタンを押せば勉強をはじめられるようになっているはずです。勉強をしようではなくボタンを押そうと思えるように頑張ってください。
- 眠たい時は寝る
二つ目のルールは眠たい時は寝るです。これに関しては気づいたりもう経験している人も多いかもしれませんが、眠たいまま勉強しても身に入ってもとても効率が悪いです。それはわかっていても今寝てしまったら「もったいない」、「罪悪感がある」などの理由から眠くても勉強してしまう人もいるかもしれませんが、それは夜遅くなら次の日にも影響したりデメリットばかりなのでやめるべきです。実際自分も10時間以上寝ないとコストパフォーマンスが落ちている時間はあったので夜12時にねて朝は10時に起きていました。「おそくね」と思う人もいるかもしれませんがこの生活でもやろうと思えば一日12時間勉強できたし、12時間ずっとというわけではありませんが、しっかり寝ていたおかげで集中する時間は比較的長くとれていたと思います。
まとめ
まとめです。これまでいろいろ言ってきましたが結局は精神論のためこれをやれば確実なんてことはありません。もし私が行っていた取り組みが少しでも参考になればうれしいです。真似してみようかなと少しでも思ってくれた方は
- ルールはシンプルかつ単純に
- ルールに時間を入れない
- 自分に合ったさまざまな工夫をして模索し続ける
の点に注意して頑張ってください。良い結果が出ることを願っています。